京都・神戸で建築とものづくりを学ぶ
2026年4月15日から16日まで、社員研修旅行として京都・神戸を訪れました。
今回の研修は、1964年創建時と2020年に増改修を行った弊社設計の日本武道館において、施工を担っていただいた竹中工務店様に、建物をご紹介いただいたことにより企画されました。
建築を実際の空間で体験するとともに、社員同士の交流を深める機会となりました。
研修の様子についてご報告いたします。
主な研修内容
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THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC
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京都市内の建築・まち歩き、社員懇親会
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聴竹居
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竹中大工道具館
京都へ

京都に到着後、宿泊先の THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC (京都・河原町)に向かいました。
現地では、既存校舎と増築部分の構成、歴史的な外観の継承方法、広場と周辺の街とのつながりなどを確認しました。
建物を保存することに加え、ホテルや商業施設として活用しながら、地域の人々にも開かれた場所として継承していく手法が印象に残りました。

見学だけでなく実際に滞在することで、時間帯による光や街の変化、客室までの動
線、歴史的建築をホテルとして利用する際の工夫を体感することができました。
京都の街並みと社員交流

1日目は、高瀬川や木屋町周辺を歩き、京都の街並みを見学しました。
高瀬川沿いでは、水辺、路地、町家、店舗などが近い距離で重なり、建築単体だけではなく、建物と街路、川、人の活動によって場所の雰囲気がつくられていることを感じました。
夜には社員懇親会を行いました。普段の業務では話す機会の少ない社員同士も、食事を囲みながら、見学した建築の感想や日々の仕事について意見を交わしました。
日本の気候風土に応える住宅「聴竹居」

2日目の最初は、京都府大山崎町にある藤井厚二先生の自邸「聴竹居」を見学しました。
室内には、妻壁の換気窓や床下の導気口など、自然の力を利用して室内環境を整えるための工夫が随所に設けられています。また、機能性と合理性を重視しながら、和風のしつらえと幾何学的な構成を組み合わせた空間がつくられています。
実際に室内を歩くことで、図面や写真だけでは捉えにくい天井の高さ、開口部の位置、風の抜け方、庭との距離感などを体験することができました。環境設備に頼りすぎず、建築そのものによって快適性をつくる考え方を改めて学びました。
神戸・竹中大工道具館へ

神戸市に移動し、竹中大工道具館を訪れました。 展示では、大工道具の歴史や地域による違い、木の性質を読みながら適材適所に使う職人の知恵などを学びました。

道具を展示するだけでなく、木、石、土、金属などの素材と職人技術によって建物自体がつくられており、展示内容と建築空間が一体となっている点も印象的でした。

研修旅行を終えて
今回の研修旅行では、歴史的建築物を現代に継承する保存活用、気候風土を読み取った住宅設計、建築を支える道具と職人技術という、それぞれ異なる視点から建築を学びました。
実際の建物を見て、歩き、滞在することで、資料や図面だけでは得られない空間のスケール、素材の質感、周辺環境との関係を体験することができました。
また、社員同士で意見や感想を共有することで、一つの建築にもさまざまな見方があることを知る機会となりました。
今回の研修で得た気づきや学びを、今後の設計・監理業務に生かしてまいります。
PHOTO GALLERY













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※掲載画像は一部編集を行っています。
